僕よりも善人に死刑が執行されてるんだろうな。
新海誠作品はこの辺まで、最後まで救いがない。
でもそれは真に見るの人に寄り添う形だと思う。
登場人物と一緒にまた明日を踏み出すような。
「皆救いを求めてきた、誰がとめられようか」
さよならを知るための物語
というキャッチフレーズだけど、
あるシーンで、
「もしかしたら自分も、他の誰かが強く望んだから産まれてきたのかな」
と思った。
始まりと終わりの強い結び付きを感じました。
きみに読む物語繋がりで観ました。
選択がテーマ。
選択を複雑にしてしまうものは、正解と間違いに分けて考えようとするから。
主人公は、その狭間で「愛する」という選択を続ける。
他の登場人物も、彼らの愛しかたを貫いている。
世界が汚れてもいいほどの大事なものがある。
その時点でもう答えはでているのだ。